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犬の皮膚にできる肥満細胞種について

14歳と4ヶ月になる看板犬のViViちゃんは、実は去年の11月上旬に、前からあった胸の良性の脂肪種が大きくなり、病院で診察してもらうと、皮膚の肥満細胞腫だと診断されました。

皮膚の肥満細胞腫は、皮膚や皮下にある肥満細胞が悪性化してどんどん繁殖してしまい、他の色々な臓器に転移したりします。
肥満細胞の本来の役割は、炎症やアレルギー反応などを起こす免疫細胞の一種で、ヒスタミンを出す事により正常な異物反応を起こすのですが、この肥満細胞が腫瘍となってしまうと細胞の周囲にまで炎症を起こしてしまい、その結果全身がだるくなったり、胃潰瘍ができたり、放っておくと死にいたります。

犬の皮膚の肥満細胞腫は猫や他の動物のそれとは違い、結構やっかいな悪性腫瘍で、再発や転移する可能性が高いのが特徴ですが、早期に切除すれば完治するものが多いそうです。

「ほっといたら、寿命あと半年でしたね。」と言われたViViちゃんですが、発見していただいたその日に手術していただき、現在はステロイド0.83mg/日で元気いっぱいに暮らしております!

(北海道大学 大学院獣医学研究院 参照
https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/content/files/department/oncology/HUVTH-1_MCT.pdf)